【事例紹介】フルーツ好きを増やしたい〜アヲハタの新しい食育・農育のかたち

目次

「アヲハタ こどもファーマープログラム」

アヲハタ株式会社

ジャムやフローズンフルーツなどで子どもたちにもおなじみのアヲハタ株式会社(以降、アヲハタ)。これまでも「フルーツの魅力を次世代に伝えたい」という想いのもと、食育ワークショップを精力的に開催しています。

今回finditsは、その活動をさらにパワーアップさせ、体験の継続性と深みを最大化させるためのパートナーとして、プログラムの再定義とクリエイティブ制作に参加いたしました。

 背景:アヲハタ発“こども版 Farm to Table”を目指す

撮影・河内彩

「フルーツで世界の人を幸せにする」をビジョンとしているアヲハタは、親子向けの「いちごの苗」をテーマにしたワークショップをこれまでも数回開催しています。

それらが好評だったこともあり、「いちごの苗を育てること」をメインにした継続性のある食育・農育プログラムを構築したいという声が同社内からあがってきました。

目指すのは子どもたちが主体的に「食の背景」を学べる「こども版 Farm to Table」。finditsはこのコンセプトの具現化に向けたプログラム設計をサポートしました。

finditsの役割

1.フルーツのプロフェッショナルがもつ知見を、「親子の体験」へ翻訳

「1日限りのワークショップではなく、家庭での体験までがセット」という、本来の目的が誰にでも伝わるよう、finditsでは「こどもファーマープログラム」という名称を提案。子どもたちが生産者(ファーマー)の視点に立って長期的にいちごに向き合うという、食農併せたプログラムであることがこのネーミングには込められています。

いちご苗の植え付けのワークショップから実際にいちごの収穫に至るまでは、一定の期間を要します。その間、お子さまが楽しみながら完熟までやり抜き、保護者がそれを支え続けられる「仕組み」を構築するため、2つのツール制作を支援しました。

研究員の知見を親子で楽しむ「ガイドブック」へ

アヲハタの研究員の方々による、専門知識と愛情が詰まった「栽培ノート」をベースに再構成しました。低学年のお子さまでも直感的にわかる図解と、「風通しのいい場所におかなければいけないのはなぜ?」といった少し年上のお子さん向けの理科的要素の解説、さらに大人向けの栽培のコツという要素を盛り込み、家庭での対話を促す構成にしています。

「クエスト形式」で子どもの主体性を引き出すノート

お子さま専用の「いちごノート」には、ゲーム性を取り入れた「いちごクエスト」を採用しました。クリアごとにシールを貼る設計や、スケッチ・写真・文字など、その子らしい方法で自由に記録できる仕組みにより、長期間の栽培モチベーションをサポートします。

2.ワークショップのアイデア

2026年3月に開催されたワークショップでは、アヲハタの既存コンテンツをベースにしつつ、finditsから新しい体験として「プランターパフェ作り」を提案しました。

子どもは身体的な感覚を通して、物事の理解を深めます。そこで、自宅での苗つけがよりわかるように、チョコレートアイスを「土」などに見立ててオリジナルパフェをつくったらどうかという内容です。これを面白がってくださったアヲハタの方々が、さまざまなアイデアを出し合って「プランターパフェ」が完成しました。作って楽しく、見てかわいい、食べたら美味しいパフェ作りは、参加したお子さんたちに大好評を博しました。

3.運営の持続可能性をサポート

教材制作だけでなく、アヲハタの社員の方々が現場で運営し続けられるためのサポートも行いました。

保護者への理解を促すレター支援

当初より、想いのこもったプログラムづくりを目指していた同社の熱意が、お子さんだけでなく保護者にも伝われば、家庭でのいちご栽培もより価値あるものになるのではないか。

そうした視点で、”保護者向けの手紙”を配布することを提案しました。

運営ガイドラインの整備

これまで開催されてたワークショップの知見がたくさん蓄積されていたため、今後も継続的に本プログラムを安定して運営するためのガイドライン制作をサポートしました。

ワークショップ当日のレポートはこちら

さいごに

苗を育てながら変化に驚き、発見を喜ぶ。アヲハタが掲げる「育てる過程そのものがゴールである」という考え方は、子どもたちに「食」との新しい向き合い方を提示しています。
finditsでは、企業様が子どもたちやご家庭への想いを、体験という形にして届けるお手伝いをしてまいります。

お問い合わせはこちらからお願いします。

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