小1女子も夢中になった、ワークシートの活用法とは?

finditsでは、小学生が家庭で使える「文を書く」ためのワークシートを提供しています。

「文を書く」というと、どうしても作文を思い浮かべてしまいますが、finditsの通常のワークシートやレッスンではいわゆる「作文」は扱いません。

では、どのようなことをやるのか。その一部をご紹介します。

・見たことを言語化する力を身につける「スケッチ作文(ディスクリプティブライティング)
・相手に自分の考えや思いを伝える力を身につける「説得文」「レビュー」「解説文」
・想像の羽を広げて創造力を身につける「クリエイティブライティング


など、さまざまなアプローチで「書く力」を育てていきます。

大事にしているのは「書くことのハードルを下げること」。原稿用紙に向かって誤字脱字や言葉の間違え、字の綺麗さを気にしながら書くのではなく、書くこと自体が自然で身近なことに思えるようになることがまず第一のステップです。

それができるようになったら、語彙や表現、構成などを徐々に身につけていくという流れになります。

目次

書くことが楽しい!アクティビティになるワークシート

ワークシートはさまざまなタイプを用意しているのですが、先日それを使ってハロウィーンのホームパーティのアクティビティにしたという方がいらっしゃいました。集まったのは小学1年生の女の子たち。

迷路やゲームなどの遊び系のシートもあったのですが、1年生の女子が一番盛り上がったのがこのライティングのワークシートだったとか。

「毒薬のレシピを考える」は、どの子も次々とアイデアが浮かんで、ワークシートいっぱいに書き込んでくれました。

Nちゃんのワークシートをお手本にして紹介します。

毒薬についてを書くワークシート

書き込んだ要素をを繋げてみると…。

毒薬があります。名前は「どくのぴりぴりくすり」。
材料は、毒9杯分、ミント、はっぱ、しお、とうがらし、からし、胡椒、血、炭酸水、水です。
これを飲むと、倒れてガイコツにおそわれてしまいます。


「どんな毒にしよう」と友達とワイワイしながら想像力を働かせて書いてくれたのがわかります。一生懸命「毒らしく」しようと、血や唐辛子が材料に入っているのもセンスの良さが伝わります。

一見、作文とはかけ離れているように思えますが、上記のように立派な紹介文として成立しています。
さらに分解してみると…

:毒薬の名前
:どんな材料が入ってるか
:飲むとどうなる?
:倒れてガイコツにおそわれる

と、短いながらもこんなふうに構成されているのです。

文を書くときは、このようにテーマを一つにしぼって、そこに焦点を当てることでたくさんの言葉が出てくるようになります。
ホームパーティのお楽しみならワークシートのまま十分ですし、おうち学習なら文を繋げて「作文できちゃったよ!」と、自信をもたせるのもおすすめ。

ゲームや迷路の方が人気かなと思っていたのですが、このライティング遊びが人気だったというのは嬉しい誤算。自由に書くことは、子どもにとって楽しい体験なのだと改めて実感しました。


*finditsのnoteでは、メンバーシッププランでこのようなワークシートを配布しています。(ハロウィンのワークシートは現在ありません)
添削プランもあるのでぜひお試しください。



また、現在、オンラインレッスンのモニターも募集しています。こちらもお問い合わせください(無料カウンセリングあります)。

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