ヒルズ・ワークショップ フォー・キッズ2025(六本木ヒルズ・虎ノ門ヒルズ・麻布台ヒルズ・アークヒルズ)「音のたんけんたい」/ J-WAVE 主催 × 小学館 協力×findits 企画・運営
この夏、六本木ヒルズ・虎ノ門ヒルズ・麻布台ヒルズ・アークヒルズで開催された「ヒルズキッズワークショップ」内で、J-WAVEが主催する音の体験プログラム「音のたんけんたい」を実施しました。小学館の雑誌『小学一年生』9・10月号の付録「ドラえもん どこでもゆびピアノ」を活用し、会場そのものを“音のステージ”に見立てた探検型のワークショップです。企画・運営は finditsです。ここでは、当日の様子をレポートします。

触れた場所が、鍵盤に。はじめてでも「弾ける」!
今回参加したお子さん全員に配られたのが、「ドラえもん どこでもゆびピアノ」。指にはめて、ピアノのように動かすとドレミが鳴る小さな電子楽器です。机や壁、床、さまざまなところで曲を弾けるので、楽譜が読めなくてもピアノを弾いたことがなくても演奏を楽しめます。

1年生を中心とした参加者のお子さんたちも、受付でもらって手にはめた瞬間に自然と指を動かして音遊びを楽しんでいました。
9つの楽譜を探して当てる、音のスタンプラリー
簡単なオリエンテーションの後、ワークショップ開始。

アウトドアをイメージした会場内には9つの楽譜が隠されています。それらを探し当てて、楽譜を見て演奏し、何の曲か当てていきます。1つ正解するごとに1枚のシールをもらえて、最終的に9個のシールを集めるのがゴールです。

楽譜はテーブルの下、テントの中、ベンチの横、などさまざまなところに隠されていて、どの子もキョロキョロしながら楽譜を探していきます。しゃがんだり、覗き込んだり、めくってみたり、さまざまな体勢で曲を弾くのは、おそらく初めての体験だったのではないでしょうか。



楽譜は「ちょうちょ」などみんなが知っている曲から、「救急車のサイレン」など、“聞いたことあるけどなんだっけ?”のようなメロディまで。「えー、なんだろう?」と言いながら何度も弾いたり、考えたりして曲を当てていきます。1年生には少し難しいメロディもあったのですが、そんなときは保護者の方々やスタッフに聞いてもOK。いろんな人と話しながら答えを見つけていきます。
オトマスターになったら、作曲体験
最終的に、9つの楽譜を全てを制覇したお子さんには「オトマスター」認定バッジを授与。

9曲も当てられるかな、という運営側スタッフの心配は見事にはずれ、次々とオトマスターたちが誕生していきます。そんなオトマスターたちは更なる音楽体験が待っています。ゴールエリアの「音のこうぼう」では、こわい気持ちになるメロディ、ワクワクする気持ちになるメロディ、といった“気持ちと音の関係”をヒントに、自分のメロディづくりに挑戦。オリジナル曲をつくる子もいれば、気に入ったメロディを書いて家に持ち帰る子も。思い思いにおとのこうぼうでの時間を過ごしていました。

すべてのワークショップを終え、帰るお子さんたちには『小学1年生』最新号をプレゼント。付録はもちろん「ドラえもん どこでもゆびピアノ」です。「え、もらえるの?」と嬉しそうに持ち帰るお子さんたちの顔が印象的でした。
findits から
findits は「好きや得意=“it”を見つける瞬間を増やす」をテーマに、子どもの“表現の入口”を広げる活動をしています。
「おとのたんけんたい」は、会場の床や壁、机の下など“いつもの場所”を音のステージに変え、発見(探す)→ 推理(当てる)→ 表現(作る)までを一続きで体験できる企画となりました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
イベントについて
音のたんけんたい(ヒルズ・ワークショップ フォー・キッズ2025内 / J-WAVE 主催)
日時:2025年8月10日
協力:小学館
企画:findits
場所:六本木ヒルズ ウェストウォーク特設会場